妊活を始めると、夫婦間に温度差が生じることが多くあります。
普段は何も意識せず雰囲気でできていた仲良しが、「今日排卵日だから早く帰って来てね!」って告げなければいけなくなってしまう。
遠回しでは伝わらないから、そんなこと言いたくないけれど、それは仕方のないことで。
でも、男性にとってはその言葉がプレッシャーになってしまって、妻だけEDっていう言葉もあるくらい深刻な問題になることも。
男性はいつかできる、自然に任せていれば大丈夫みたいな楽観的な考えの人が多いので、女性は自分だけが必死になっている気がして虚しくなるんです。
なんで分かってくれないの!
これだけ頑張っているのに、
これだけやってあげているのに…
私もつい思いがちでした。
だって妊活って本当にストレスが溜まるんです。
そのストレスから、彼を追い詰めたいわけじゃないのに追い詰めるように言ってしまって、いつの間にか溝ができてしまうことも。
そんなときには思い出してください。
彼との子どもがほしいから妊活を頑張れていることを。
男性は女性のようにネットサーフィンして妊活のこと、不妊治療のことを必死になって調べてくれたりしないし、気がきいた言葉も持ち合わせていないし、仕事があって一緒にクリニックに通うことだってできない。
だけど、彼なりに思いやってくれていることがきっとあるはずです。
例えばうちの場合は、仕事帰りにコンビニでいつも我慢しているスイーツを買って来てくれたり、帰宅したら食事の準備をして待っていてくれたり、疲れたときにマッサージをしてくれたり。
感謝の気持ちを忘れないように、手帳に書きとめていてください。
読み返したらきっとツンツンしていた心が丸くなるはずです。
夫婦2人だからできることを、貴重な時間を、もっともっと楽しんでみてください。
今だからできることをたくさんして、夫婦の歴史をより深くしてみてください。
妊活しているからこそ、2人の絆をより深くすることができると私は思っています。
不妊治療はどうしても女性側の負担が大きくなってしまいます。
男性はその部分を理解した上で、もっともっと優しい言葉をかけてあげてください。
思っているだけでは、伝わらないものです。
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